プログラミング的思考って何?
小学校で、新たにプログラミング的思考を育成する事になったのはいいのだけど、そもそも「プログラミング的思考」って何?というのが疑問に思った人も多いと思う。
文部科学省のHP:
に記載されている内容では
プログラミング的思考とは
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
という事らしい。ん~、まだまだわからない。
結局、どういう事を学んで欲しいのかをもう少しひも解くと、
子供たちが大人になる時には、人工知能の発展などで半数近くの仕事が自動化される可能が高いという予測もあり、今、学校で教えているのは通用しなくなるのではないかなどの不安もある事から、その変化を前向きにとらえて
情報社会に生きる子供たちが、コンピュータに意図した処理を行うよう指示をする活動を通して、
- コンピュータはプログラムで動いていること
- プログラムは人が作成していること
- コンピュータには得意なこととなかなかできないこととがあること
- コンピュータが日常生活の様々な場面で使われており、生活を便利にしていること
- コンピュータに意図した処理を行わせるためには必要な手順があること
という事をしたいようだ。
だから、Scratchのような簡単で操作がしやすいビジュアル型プログラミングを通して、プログラミング的思考を学ばせたいのですね。
※尚、プログラミングに取り組むことを通じて、児童がおのずとプログラミング言語
を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりするといったことは考えられ
るが、それ自体をねらいとしているのではないという事だそうだ。