スクラッチプログラミング日記

簡単に作れるスクラッチプログラミング。プログラミング教育用に使っていければと思います。コードは自由に使って下さい。

スクラッチプログラミング:スプライトの大きさの変更

クラッチプログラミングで、スプライトの大きさを変更したい時があります。

いくつかやり方があるので紹介します。

1.直接変更する

2.見た目のコードを使って変更する

 

1.直接変更する

最初はこのような大きさになっています

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この中の大きさの所に注目します。

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 この中の100の所を

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 50に変更します

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そうすると、縦横半分の50%の大きさになります。

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このように直接数値を変更して実施する方法がありますが、実際のプログラミングで使う場合は次のやり方を使用します。

2.見た目のコードを使って変更する

コードの中に見た目というものがあります。

その中で、「大きさを100%にする」があります。

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こちらをドラッグしてもってきます

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この中の100の数値を50に変更します。

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こちらをクリックすると、50%の大きさのスプライトになります。

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数値を200にしてみます。

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今後は、大きさが200%のスプライトになります。

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これをプログラミングに組み込む事で大きさを変える事が出来ます。

また、段々と大きさを変更する場合も紹介します。

見た目から、「大きさを10ずつ変える」を使います。

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例えば、最初に大きさを50%にするを実行した後、

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大きさを10ずつ変えるを実行してみます

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すると、大きさが10%だけ大きくなり、60%の大きさになります。

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さらに、もう一度実行してみます。

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そうすると、また10%増えた70%の大きさになります。

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このように、少しずつ大きさを変更する事も出来ます。

 

以下では大きさを変更してプログラミングしたゲームを作っています。
スクラッチプログラミング:ボールから逃げるゲーム2 - スクラッチプログラミング日記 (hatenablog.com)









 

 

スクラッチプログラミング:タイマーの作り方

クラッチプログラミングで、ある一定の時間が経過させた後に何かをしたい時、時間制限をしたい場合にタイマーを作りたい時があります。

その場合は、制御の「~秒待つ」を使います。

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3秒経過させる時は、1の所に3を書き、0.5秒経過させる場合は、0.5を書きます。

こちらの風船クリックゲームでは、1秒毎に変数のタイマーを+1してタイマーを作成しています。

スクラッチ プログラミング:風船クリックゲーム - スクラッチプログラミング日記 (hatenablog.com)

 

 

 

 

 

スクラッチプログラミング:横移動ゲーム(基本)

クラッチプログラミング:

スプライトを移動させて、敵をさせながら目的に到達させるゲームです。

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操作方法:

キーボードの上下左右キーでスプライト(Gobo)移動させて
障害物に当たらないようにハートまで到達すればゴール

https://scratch.mit.edu/projects/504655946

 コードはこちら

 

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スクラッチプログラミング:追跡ゲームの作り方

クラッチプログラミングのチュートリアルで追跡ゲームというものがあります。

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https://scratch.mit.edu/

実際に追跡ゲームの作り方を詳しく紹介すると共に、少し変更を加えたものも紹介します。

1.背景を選ぶ。

右下の「背景を選ぶ」をクリックする

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海中を選び、その中の「Underwater 1」を選びます。

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2.1つめのスプライトを選ぶ。

右下の「スプライトを選ぶ」をクリックします 

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動物のところから「Octopus」を選びます。

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3.キーボードの上下左右キーでスプライトが移動するようにする

イベントから、「スペースが押されたとき」の所で、

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「上向き矢印」を選択し、ドラッグして移動する。

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「y座標を10ずつ変える」をドラッグして移動する。

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両方を接続する。これで上矢印キーを押すと、上方向にスプライトが移動する命令になる。

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同じようにイベントの「スペースが押されたとき」の所から「下向き矢印」「右向き矢印」「左向き矢印」を選択して移動させる。「y座標を10ずつ変える」の数値を-10に変更。「x座標を10ずつ変える」と数値を-10に変更したものを移動させる。それぞれ以下のように接続する。

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4.2つめのスプライトを選ぶ

 スプライトを選ぶから、以下のStarを選ぶ

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5.2つめのスプライトの動きを作る

イベントから「旗が押させたとき」を選ぶ

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制御から「ずっと」を選ぶ

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動きから「1秒でどこかの場所へ行く」を選ぶ

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それらを以下のように接続する。

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そうするとStarのスプライトが1秒毎に移動する命令になる。 

6.2つのスプライトが触れた時に、音を出す

イベントから「旗が押させたとき」を選ぶ 

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制御から「ずっと」を選ぶ

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制御から「もし なら」を選ぶ

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調べるの「マウスポインターに触れた」の所を選び

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Starを選択する

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音のところから、「終わるまで・・・の音を鳴らす」を選ぶ

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それぞれを接続する

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これで、OctopusとStarが触れた時に音が鳴るようになる
7.スコアを作る

変数から「変数を作る」をクリック

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スコアと入力し、OKをクリック

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変数のところから、「スコアを1ずつ変える」を選ぶ

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以下のように接続する。

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これでチュートリアル分は完成です。
8.追加分

変数からスタート時にスコアを0にする

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こちらを以下のようにする事で、スタートした時にスコアを0にクリアする事が出来る

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9.リンク

https://scratch.mit.edu/projects/504644339

 



 

スクラッチプログラミング:背景の作り方

クラッチプログラミングで、ステージ背景を新たに作りたい場合の作り方を説明します。

1.以下のステージの所から「描く」を選びます。

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2.画面は以下のようになります。

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3.以下のところを選択して絵を描けます。

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4.どのようなものが描けるかというと以下のような感じになります。

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5.塗りつぶしという機能は、描いたものの中の色を変更する事が出来ます。

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色はここで選択します。

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中の色が変化します。

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6.形を変えるという機能は、描いたものを選択しマウスを移動させる事によって形を変える事が出来ます。

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7.他に消しゴムという機能があり、こちらは描いたものをなぞると消せます。

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ひとまず、基本的な背景の図を描く方法でした。


 

プログラミング教育の始め方

小中学校のプログラミング教育必須化となりましたが、「なにをしたらいいかわからない」といった人も多いと思います。

はじめの一歩として、「Scratch(スクラッチ)」をやってみるのはいかがでしょうか?

文部科学省のHP:

プログラミング教育:文部科学省
の中でも、ビジュアルプログラミング言語を使った指導の例が紹介されています。

1.Scratch(スクラッチ)とは

MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボのライフロングキンダーガーテングループのプロジェクトで開発されて、無償で提供されています。150以上の国と地域で利用され、 60 以上の言語に対応しています。

プログラミングと聞くと、アルファベットで文字を並べていて難しいというイメージを持たれているかもしれませんが、スクラッチは違います。ビジュアルプログラミング言語といわれるように、見た目で何をやりたいのかがわかるようになっています。

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このように見た目でわかるようなブロックを組み合わせて作るので、アルファベットをタイピングしてプログラミングするような事は不要です。

2.Scratch(スクラッチ)の始め方

準備はブラウザだけで、下のリンクから進みます。

https://scratch.mit.edu/

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作るをクリックします。

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いきなり始めてもいいですが、まずはチュートリアルに進みましょう。

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チュートリアルの中から、気になったものをいくつか見てみるのがよいです。

3.スクラッチプログラミングを作ってみる

こちらを参考に作ってみてください。

https://rei-taitai.hatenablog.com/entry/2020/11/29/172409

 

 

 

スクラッチプログラミング:だんだんと動きを速くしたい

クラッチプログラミングで、スプライトの動きを時間が経過する毎に動きを速くしたい時があります。その場合は変数を使う事で可能です。

スプライトを動作させるには、動きのコードを使います。

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これだけでは、同じ動きしか出来ないので、動きの量を変化させる為には、変数を使います。

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この変数を動きのコードの数値の所にドラッグします。

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これで、動作する値が変化する事になります。

連続して変数の数値を増やすために、変数を1ずつ増やすコードと組み合わせます。

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さらに、これらを繰り返す為に、制御から”ずっと”をもってきます。

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”ずっと”の中に入れます。

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これで、変数が1ずつ増えて、動作が変数分の動きをするので、段々と動きが速くなる事になります。

これはこれでよいのですが、これだと変数がすぐに増えてしまうので、変数の”変数を1ずつ変える”と、動作の”もし、端についたら跳ね返る”制御の”1秒まつ”を組み合わせて、「1秒毎に動作を速くする」を実現します。

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実際に使ったコードはこちらです。

スクラッチプログラミング:ボールから逃げるゲーム - スクラッチプログラミング日記 (hatenablog.com)