スクラッチプログラミング:追跡ゲームの作り方
チュートリアル(追跡ゲームを作ろう)
https://scratch.mit.edu/projects/487485135/editor
では矢印キーで移動し、スプライトを追いかけるゲームですが、追いかけられるほうのコードを変更しています。ここでは、イベントとしてのキーだけでなく、条件判断文を使って、キーを押した事を判断する事を学習出来ればと思います。
要求仕様は以下としました。
- 旗がおされた時にスタートし、スコアを0にする
- 上下左右のキーを押すと、ネコのスプライトが上下左右に移動する。
- 星のスプライトは、上下左右キーでネコとは異なる動きをする。
- ネコと星が接触すると、音を出してスコアが1上がって、星は色を変えて別な場所に移動する
1.旗がクリックされた時に、スコアを0、大きさを小さくし、出現場所をどこか適当な所にする。
・変数を作成するをクリックすると以下のウィンドウが出る。
・上記に、スコアを入力すると、スコアの変数が作成できる
- イベントから旗が押された時
- 変数のところから、"スコアを0にする” (変数が表示されている場合は、クリックしてスコアを選択する)
- 見た目から、”大きさを100%にする”。(100の所を50に変更する。大きすぎると追跡時に当たり判定がしやすくなってしまう為)
- 動きのところから、”どこかの場所へ行く”(適当な場所に出現させる為)
というコードを移動させて繋げる。
2.矢印キーでスプライトのネコを移動させる
- チュートリアルを参照。
- イベントから、”スペースキーが押させたとき”をもってきて、”右向き矢印””左向き矢印””上向き矢印””下向き矢印”をそれぞれ選択する
- 動きから”x座標を10ずつ変える””y座標を10ずつ変える”をそれぞれもってくる
それぞれのコードを結合する。これでネコのスプライトのコード作成は終了。
3.星のスプライトのコードを作成する
- 動きのところから、”どこかの場所へ行く”(適当な場所に出現させる為)をもってくる
4.キーを押した時に移動させるコードを作成する
・制御から”もし~なら”と、調べるから”スペースキーが押された”を結合し、スペースキーを上向き矢印に変更
・この条件判断文の中に、実行するコードをもってくる。ここでは、以下のコードを動ぎの中からもってくる。これで、上と右に移動するコードになる
・さらに、上の画面に行き過ぎたら、下の画面に移動するようにする以下のコードも入れる。”もし~なら”と演算とを結合。
・これらを繋げると以下のようになる
・同じように、下向き矢印、右向き矢印、左向き矢印の時も作る
5.ネコのスプライトに追いつかれた時にスコアアップする
- 変数から”スコアを1ずつ変える”
- 音から”~の音をならす”
- 見た目から”色の効果を25ずつ変える”
- 動きから”どこかの場所へ行く”
・これらを制御から”もし~なら”と調べるから”スプライト1に触れた”の条件の中にいれる
・星のスプライトの全体のコードは以下となる
これでプログラミングは終了です。
以下のリンクから中を見るでコードが見れます
https://scratch.mit.edu/projects/487485135